パリ五輪で92年ぶりのメダルの狙う馬術
そもそも海外での国際大会でのお馬さんは,自身の愛馬なのか,愛馬ならどうやって連れてきているのか疑問に思いますよね
簡単にまとめました。
結論:お馬さんは連れて行く
長い海外渡航であれ,オリンピックの馬術競技に出場するために馬は必ず必要。
ただし所有者は選手自身でなくとも、クラブの所有馬や、他の方の持ち馬を借りることも自由のようです。
方法:飛行機が主
日本国内では,お馬さんが乗っているトラックをよく見かけますよね。
しかし,島国である日本では車での運搬は不可能です。
そのため,フェリーや飛行機が思いつくでしょう。
飛行機での渡航が一般的のようです。
フェリーはお馬さんにとってストレス?
人間と同じように船酔いなど,揺れに敏感な動物で馬にとってストレスになるようです。
そのため,フェリーなどの船で運搬する場合は,揺れの少ない大きな船や換気をよくした環境でストレスを最小限にして渡航します。
飛行機の場合
まずは,検査やワクチン接種など行い,感染病の感染・拡散を防ぐ処置をまず行います。
その後,空港に向かい馬用のコンテナで渡航を行います。
その際,コンテナの中には食料などが一緒に積み込まれており整った環境の中でストレスがないように配慮しています。また,気温にも配慮しています。
輸送費は,数百万〜数千万と高額なことが多く一般的な競技に比べお金がかかっています。
今回,日本は馬体検査にクリアされず20点減点されています。
- 馬体全体の外見検査(放馬により骨折や怪我の有無確認)。
- 歩行検査(実際に歩様を見て確認)。
- 聴診検査(心拍数や興奮の度合いを調べる)。
- 馬装全体検査(馬が付けている器具や蹄鉄の状態を確認)。
競技に勝つためにも,お馬さんの運搬には細心の注意を払っているようです。
オリンピックで注目された平均年齢41.5歳の『初老JAPAN』
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