飼われている馬や競馬の馬など蹄鉄をつけたり、爪を切ったあげたりと管理している場面を多く見ますよね
野生の馬の場合、その管理はどうしているのでしょうか。
また、鉄蹄は痛くないのでしょうか。
気になったため調べてみました!
自然にすり減る?
飼われている馬は、檻や柵の中で生活することが多く活動範囲が狭い状態です。
逆に野生の場合は、行動の制限がなく飼われている馬に比べて圧倒的に運動量が多い状態だと言えます。
そのため、自然と擦り減って程よい状態に管理されてるのだとか。
長く伸びている馬は運動量が少ないか、活動範囲の地面の違いなのかもしれませんね。
しかし、すり減りすぎて割れた蹄にばい菌が入り病気になることも多いようです。
そのため、飼育されている馬より寿命は短いようです。
鉄蹄はなんのためにあるの?
そもそもなぜ鉄蹄をつけるのでしょうか。
それは、競馬や乗馬などの騎乗できる馬は、騎乗しない馬に比べて蹄の摩耗が強い状態になります。
そうなると、蹄内の神経まですり減ることになり、痛みが生じて歩きにくい状態になるようです。
馬のためにも鉄蹄をつけて痛みの予防をしているようです。
繁殖馬に関しては、1か月〜2か月の頻度で蹄を削ってあげることがあるようです。
鉄蹄は痛くないの?
馬の爪も、全く神経の通っていない部分と、ナマな部分があるようです。
蹄鉄を着けるときには、まず古い鉄をはずして爪の伸びた部分をペンチのような爪切りで切って、やすりで整え、そこに馬に合わせて作った鉄を当てて、微調整しながら釘で留めていきます。
馬によって爪の硬い柔らかい、神経のある部分のカタチなどの個性がありますので、装蹄師さんの腕の見せ所です。(Yahoo!知恵袋)
蹄は第2の心臓?
人間と同じように心臓から遠い足には、血液がうまく循環できない状態にあります。
人間の場合、ふくらはぎが筋ポンプとして循環を手助けしています。
馬の場合は、蹄がその役割を果たします。
蹄機作用(ていきょうさよう)といい、蹄の柔らかい部分が接地時に広がり・離地時に元に戻る開閉作用があります。
この作用が生じることで、血液の循環を手助けしているようです。
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