パリ五輪が終了した。
今大会まで、国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長が指揮をとっていたが、任期満了の来年に退任することを表明している。
来年3月の総会で次期会長選が実施されることになっており、数人の立候補者が出ている。
一体、どんな人物なのかまとめました。
そもそも会長の任期は?
五輪憲章では、任期は最長2期12年に制限している。
昨年に任期延長を求める声が出ていたが、不透明なままであった。
候補者リスト
- コー氏
- 渡辺守成氏
- コベントリー氏 等
コー氏
67歳 イギリス人
陸上男子中距離の元スター選手で、1980年モスクワ、84年ロサンゼルス五輪で1500メートルを2連覇した。
引退後は国会議員を務め、2012年ロンドン五輪では大会組織委員会会長を務めた。
英国オリンピック委員会の元会長で15年に国際陸連(現世界陸連)の会長に就任した。
渡辺守成氏
65歳 日本人
日本新体操指導者、スポーツ団体管理者
日本アーバンススポーツ支援協議会の会長を務める。
アーバンススポーツ:BMXやブレイキン、スケートボード、スポーツクライミングなどパリ五輪でも注目を集めたスポーツ
18年にバッハ会長の推薦で、IOC委員に就任。
コベントリー氏
41歳 ジンバブエ
シドニー、アテネ、北京オリンピックに背泳ぎや個人メドレーに出場し、メダルを獲得
2013年にIOC委員に就任
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