M-1グランプリ決勝に進出決定となった『ダイタク』
初めて見る人も多いはず。
しかし、『ダイタク』はM-1グランプリ準決勝常連で、漫才のうまさに定評のあるコンビ
今年がラストイヤーで初の決勝進出を獲得した…
よく見ると瓜二つの2人は、実は一卵性双生児の本当の双子のコンビである。
双子ならではのエピソードをまとめました。
ダイタク
- 結成:2008年
- ネタ作成:両方
- コンビ名の由来:コンビ名「ダイタク」は、二人の名前(大と拓)を取ったシンプルなもので、双子だからこそ、名前そのものがコンビ名になった。
- 出身:熊本県熊本市
同期にEXITのりんたろー。さんや相席スタートの山添寛さんがいるNCS東京校14期首席卒業
吉本大(兄)
- 1984年12月28日
- 178cm/70kg
- ボケ
- 熊本学園大学卒
- 趣味:
- パチンコ/スロット/ボートレース/スポーツ観戦(野球、メージャーリーグ)/バスケ/料理(調理師免許あり)/映画鑑賞/ボーリング/お酒を飲む(大衆居酒屋回り)
- 特技:料理(調理師免許あり)/バスケ/即興漫才/コピー漫才
吉本拓(弟)
- 1984年12月28日
- 178cm/70kg
- ツッコミ
- 熊本商業高等学校卒業
- 趣味:
- 映画鑑賞/ボーリング/お酒を飲む(大衆居酒屋回り)/パチンコ/スロット/ボートレース/スポーツ観戦(野球、メージャーリーグ)/バスケ
- 特技:
- バスケ/精肉販売(西日本一)/即興漫才/コピー漫才
高校卒業後、ゆめタウンに就職し、山口県内のショッピングモールの生肉部門へ配属。20歳で主任になり、赤字店舗を黒字に転換させた経験がある。
見分け方
顔:顔周りが大きい、・受け口(兄)、小さい・泣きぼくろ(弟)
体型:大きい(兄)、小さい(弟)
声:低い(兄)、高い(弟)
ネクタイ:赤か黒(兄)、青か灰色(弟)
双子エピソード
身長・体重・靴のサイズが一緒だった
出生時間は5分差。
デビュー時は、179cm、62kg、靴もサイズも同じだった。
しかし、近頃は体重差が5kgほど違っており、過去にこんなに違うことはなかった。
幼少期から競争と協力
吉本大さんと吉本拓さんは、小さい頃から非常に仲良く、かつ競い合いながら育ったそうです。双子ということもあり、親や周りの人たちからは「どちらが上か」「どちらが優れているか」といった比較をされがちでした。これが彼らにとっては一つの原動力となり、お笑いに対しても同じように競争心を持ちながら、お互いに協力し合う精神を育んだといいます。
その競争心が、漫才やネタ作りにも大きく影響を与えており、特にお互いの役割分担がしっかりしていて、競いながらもバランスを保つことができているのは、この幼少期の影響があるからこそです。
双子ならではの“感覚”
ダイタクは、双子ならではの「感覚」の共有がすごいと話しています。例えば、お互いの目線や一瞬の反応で次の動きがわかるという感覚があるとのこと。ライブや舞台で、息を合わせることにおいて他のコンビよりもかなりスムーズに連携が取れるのは、まさにこの「双子感覚」が影響しているからだそうです。
また、普段の会話でも「何となく」と言う言葉で意思疎通ができてしまうことが多いのだとか。お互いの考えていることがほぼ一致するため、些細なやり取りで十分にコミュニケーションが取れてしまうそうです。
意識的に違いを出す努力
双子だからこそ、「似ている」と思われがちなのが彼らの悩みの一つでもありました。そのため、特にコンビを組んでからは、意識的に「違い」を出すように心がけているそうです。例えば、キャラクターや性格の違いを出すために、漫才の中でそれぞれの役割をはっきりさせる工夫をしています。
具体的には、吉本大さんが少し冷静で理論的なボケを担当し、吉本拓さんがより感情的で勢いのあるツッコミを担当することが多いとのこと。これによって、二人が双子であるにも関わらず、観客には個性の違いが感じられるようにしているのです。
視覚的な“混乱”
ダイタクは、外見が非常に似ているため、観客やスタッフからしばしば「どっちがどっち?」と混乱されることがあるそうです。これを逆手に取って、時にはわざと観客を混乱させてネタにすることもあります。
例えば、ネタの途中でどちらか一方が「え、俺じゃないよ?」とわざと相手の役を演じるシーンを作り、観客を混乱させて笑いを取ることもあります。このような視覚的なイタズラが、双子ならではの魅力の一つとなっています。
意外な役割分担
双子コンビは、しばしばお互いの役割分担が明確になるものですが、ダイタクもその例外ではありません。ただし、二人の役割分担には少しユニークな点があります。例えば、漫才でボケる役とツッコミ役を担うことが一般的ですが、二人はお互いが何となく「これが得意」という部分を自然と分担しています。
しかし、時には役割を入れ替えてみたりすることもあり、それによって新しい笑いを生み出すことが多いです。双子だからこそ、時にはその逆転劇や予想外の展開が生まれるので、観客の反応も良いとのことです。
高校は別の学校に進学
双子があるゆえに付き纏うのが双子いじり
その双子いじりが多いことで二人は別々の高校に進学したそうです。
趣味が一緒
趣味嗜好及び親しい芸人が共通であるため、NSC入学当初から現在に至るまで仕事終わりに飲みに行く際は2人一緒であることが多い。
しかし、2人きりで食事や飲みに行くことはできず、「別の誰かが1人いれば問題ない」と双方が語っている。
まとめ
ダイタクの二人は、長年一緒に過ごしていることもあって、非常に息が合っています。特に漫才やコントで、お互いのタイミングや反応をほぼ完璧に合わせることができるため、観客にとってはまるで一心同体のような印象を与えます。このシンクロ感が、彼らの漫才の特徴の一つです。
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