ノルディックスキーのTVh杯ジャンプ大会で、葛西紀明選手が2年連続の優勝を果たした。
1回目142メートルで首位に立ち、2回目も131メートルを飛んで合計256.9点と
去年の224.4点を超える記録での優勝となりました。
また、葛西選手は今年52歳でスキージャンプでは最年長であり、レジェンドと言われる存在の一人!
そんな葛西選手に対する海外の反応のまとめと、強さの理由について紹介します。
葛西紀明を称賛する海外の反応まとめ
今大会での海外の反応
2年連続優勝した今大会では
- On jest nieaamowity
(彼はすごいです) - Niesamowicie, oby w tym sezonie również zawitał na PŚ przez dłuższy czas
(信じられないことに、今シーズンは彼がより長くワールドカップに出場できることを願っています) - Jak on tak skoczy w PŚ to będzie w TOP 10
(ワールドカップであんなジャンプをすればTOP10に入るだろう) - Czemu on się nie cieszy nigdy że daleko skoczył
(なぜ彼は遠くまでジャンプしたことを決して喜ばないのでしょうか?)
と称賛ばかり!
2月15・16日に札幌で開催されるW杯や来年ののオリンピックでの葛西選手に期待できる!という反応が多く見られています。
51歳時のW杯出場
2024年のフィンランドで行われたW杯に出場し、123mのジャンプを披露されています。
結果は28位に終わったものの、当時の自身が持つ史上最年長でのポイント獲得を更新!
- ノリの夢が実現して嬉しいよ
- 控え目に言っても感動的!
- レジェンド
- 彼の血管には青い血が流れている
- リスペクト・ノリアキ
- 嬉しいです!
引用:THE ANSWER
『彼の血管には青い血が流れている』という海外特有の表現が面白いですよね!
スノーボード世界王者からリスペクト
世界選手権でスノーボードパラレル大回転男子を制した『オスカル・クフィアトコフスキ』選手は
「スノーボードは何年もトレーニングできる分野だ。葛西紀明やスキージャンプのように。私はあと2度のオリンピックと2度世界選手権を計画している」
引用:東スポ
と葛西選手が他のスポーツのアスリートの手本になっているとのコメントも見られています。
海外メディアからの称賛
米紙「USAトゥデー」は「冬季五輪において、男子ノーマルヒルほど不適切につけられた名前はない。
なぜなら、それが全くもって“ノーマル”ではないからだ」と記し、葛西の五輪史上最多となる8度目の五輪出場という偉業を特集している。
引用:THE ANSWER
アメリカメディアでは『ロックスター』と称して称賛と尊敬されているようです。
強さの理由は食生活にあった
スキージャンプでは、ルール上BMI(BMI=体重(kg)/身長(m)の二乗 kg/m2)による体重と身長の関係性の規定があります。
また、体重が軽い方が距離が伸びる競技でもあるため、体重にはシビアなようです。
歳を重ねる体重が落ちなくなるのが普通ですよね。
葛西選手は、大会前には減量のために断食をしており、その時にブラックコーヒーを飲むことが、20代からの習慣のようです。
カフェインを摂りすぎても、よく寝れる体を手に入れたのだとか!
50代になって、断食時に筋肉痛なったことで少量の食事と朝晩のランニングで体重を調整されています。
体脂肪率は、『5.8〜6.8%』とすごい絞りようのようです。
他にも、性格は負けず嫌い
――葛西さんは、スキージャンプ選手として35年間も競技生活を続けています。どのようにしてモチベーションを維持していますか?
葛西:今でも競技が好きであることですね。理由は沢山あります。
昔から好きだったと思いますが、若い頃は今みたいに好きだという感じにはなりませんでした。
「こいつらだけには負けない」と、勝ちたい気持ちが強かったからでしょうね。僕は負けず嫌いですからね。ソチ五輪が終わった頃から、好きだっていう気持ちを感じています。
引用:葛西紀明(スキージャンプ) レジェンドが語るランニングvol.1「ランニング中に汗をかきたい」
今大会でも
「負けたくない気持ち強かった」
と言っている通り、負けず嫌いな性格のようです。
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